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鳴門 2R 穴予想の内訳

2026-10-01 / どーなるなると / 穴予想 の買い目 5 点がどの確率からどう選ばれたかを開示するページです。

荒れ度と穴予想の立場

荒れ度
62%やや荒れ

1 コースが逃げない確率。過去実績から推定した値で、決まり手そのものは予測していません。

このレースは イン逃げが 38% 濃厚です(直前)。 穴予想は残り 62% ——「1 コースが飛ぶ側」に賭けます。

荒れるなら 3コース頭 3 (荒れた場合の 35%) 、次点 5コース頭 6 (荒れた場合の 29%) 。

「何コース頭か」は当たる要素として出しています(実測 45% 対ベースライン 30%)。 「どの決まり手か」はレース単位では当たらない(常に「まくり」と言うのと同じ 34%)ので、 レースの予測としては出しません。決まり手は下の買い目 1 点ごとの注釈としてだけ使います。

買い目 5 点と根拠

120 通りの 3連単確率のうち、1 コース頭を除いた上位 5 点。 1 レースの 5 点に複数の 1 着艇が混ざるのは、1 着を 1 艇に決め打たず確率の中で選ぶためです。

当日買い目 (朝時点・枠なり) 的中

出目 コース並び 確率 決まり手 この並びで決まった決まり手の実績
3 1 4 3-1-4 3.64% まくり差し まくり差し 60% / まくり 22% / 抜き 10% (n=792)
3 1 2 3-1-2 3.64% まくり差し まくり差し 50% / まくり 24% / 抜き 16% (n=688)
3 1 5 3-1-5 2.63% まくり差し まくり差し 60% / まくり 23% / 抜き 11% (n=678)
2 1 3 2-1-3 2.41% 差し 差し 81% / 抜き 10% / まくり 6% (n=1048)
3 1 6 3-1-6 1.74% まくり差し まくり差し 56% / まくり 25% / 差し 10% (n=396)

直前買い目 (展示進入) 的中

出目 コース並び 確率 決まり手 この並びで決まった決まり手の実績
3 1 6 3-1-5 4.31% まくり差し まくり差し 60% / まくり 23% / 抜き 11% (n=678)
3 1 4 3-1-4 3.21% まくり差し まくり差し 60% / まくり 22% / 抜き 10% (n=792)
3 1 2 3-1-2 3.02% まくり差し まくり差し 50% / まくり 24% / 抜き 16% (n=688)
6 1 3 5-1-3 2.77% まくり差し まくり差し 70% / まくり 12% / 抜き 11% (n=268)
6 1 2 5-1-2 1.93% まくり差し まくり差し 63% / まくり 19% / 抜き 11% (n=332)

コース並びはスタート展示の実測進入で写像しています。

「決まり手」はその出目の並びが実際にどの決まり手で決まっていることが多いかの注釈で、 モデルの予測ではありません(過去実績の静的テーブル由来。的中した買い目で注釈と実際の決まり手が一致した率は 63%、1 着コースだけで決めると 49%)。 「確率」は決まり手モデルと強さpt のブレンド後の 3連単確率で、1 コース頭を除く前の 120 通り合計 1 の値です。

Stage1: 決まり手 × 1着コース の確率

出走表・展示・気象から多項ロジスティック回帰で出した 32 セルの確率(直前)。 荒れ度は 1 − P(逃げ_1)、つまり左上のセルの残りです。 最有力セルは 9 割以上のレースで「逃げ_1」になるので、 どれか 1 つを強調せず全セルを並べています。

決まり手 \ 1着 1コース 1 2コース 2 3コース 3 4コース 4 5コース 6 6コース 5 計
逃げ 37.9% 0.6% — — — — 38.5%
差し — 5.6% 2.1% 1.0% 1.1% 0.1% 9.8%
まくり — 6.8% 8.4% 3.4% 7.0% 0.1% 25.7%
まくり差し — — 7.0% 1.7% 8.3% 0.1% 17.2%
抜き 2.3% 0.7% 2.7% 0.7% 0.8% 0.1% 7.2%
恵まれ — 0.2% 0.3% 0.1% 0.2% — 0.9%
その他 0.4% 0.1% 0.1% 0.0% 0.0% 0.0% 0.7%
計 (1着コース) 40.6%13.9%20.8%6.9%17.5%0.4%

「その他」は学習データで 60 レース未満だった組合せの受け皿です。「逃げ_2」のような組合せは 展示進入と本番の進入が変わったレースで、定義どおりの挙動です。 行の計 = 決まり手の確率分布(校正は良好。ただし argmax はベースレートに負けるので予測として使わない)。

Stage2: 1着セルが決まったときの 2着・3着

荒れ側(1 コース頭以外)で確率の高いセルについて、P(2着, 3着 | セル) の上位ペアと、 強さpt で変調した値(γ=0.5)。同じ 3 コース頭でも「まくり差し」なら 1 コースが 2 着に残り、 「まくり」なら外が続く——この型の違いが買い目の並びを決めます。

まくり / 1着3コース セル確率 8.4%

2着-3着 表の値 強さpt 変調後
4-5 (4-6号艇) 7.6% 19.2%
4-1 (4-1号艇) 6.8% 19.6%
1-4 (1-4号艇) 6.7% 23.5%
1-2 (1-2号艇) 6.5% 22.8%
4-2 (4-2号艇) 6.3% 14.9%

まくり差し / 1着5コース セル確率 8.3%

2着-3着 表の値 強さpt 変調後
1-2 (1-2号艇) 11.7% 24.7%
1-3 (1-3号艇) 10.6% 25.6%
1-4 (1-4号艇) 10.2% 21.5%
1-6 (1-5号艇) 8.7% 15.3%
4-1 (4-1号艇) 7.5% 13.0%

まくり差し / 1着3コース セル確率 7.0%

2着-3着 表の値 強さpt 変調後
1-4 (1-4号艇) 20.7% 31.1%
1-5 (1-6号艇) 17.7% 28.8%
1-2 (1-2号艇) 15.0% 22.6%
1-6 (1-5号艇) 9.6% 12.1%
2-5 (2-6号艇) 4.9% 5.4%

「表の値」はセル内 20 ペアの分布、「変調後」は上位ペアの中だけで再正規化した比率です。 表示は上位 5 ペアまで。コースの後ろの括弧は、そのコースに入る艇番です。

穴予想の計算ロジック

本命予想との関係

AI 総合評価(枠番・選手・モーター・展示・気象の 5 成分と強さpt)は 本命予想と同じ値です。違うのは買い目の作り方だけ。 本命予想は 1 マーク予想の走行距離で候補を絞りますが、穴予想は 「どう決まるか」の確率モデルから出目を選びます。 現行モデルの 5 成分は「誰が強いか」はよく分けますが「荒れるかどうか」を持っていないため、 その穴を決まり手モデルで埋めています。

3 段階で決まる

  1. Stage1 — 「決まり手 × 1着コース」32 セルの確率。 多項ロジスティック回帰(L2 正則化)で、特徴量は出走表(級別・勝率・モーター2連率・全国平均ST)、 スタート展示(ST・進入)、展示タイム・チルト、気象、場コード。 すべて進入コース順に並べ替えて入れます。 朝は枠なり仮定の daily 版、直前は展示込みの realtime 版の 2 本を持ちます
  2. Stage2 — セルごとの 2着・3着コース分布(過去実績の 640 行の表)に、 強さpt の変調 exp(γ·z₂)·exp(γ·z₃/2)(γ=0.5、 z = (強さpt − 50) / 10)を掛けます。「同じ決まり手なら強い艇が上に来やすい」を表す項です
  3. 合成とブレンド — 32 セル × 2着3着分布を足し合わせて 3連単 120 通りの確率にし、 強さpt だけから作った Plackett-Luce 分布(β=2.4)と 0.7 : 0.3 で混ぜます。 両者は補完的で、混ぜると単独より確率の質(log-loss)が良くなります

買い目ルール

  • 1 コース頭は買わない — 穴予想なので 1着コース = 1 の出目は候補から外し、 残りの確率上位 5 点を 1 点 100 円で買います。 除外しないと平均配当が 1,300 円弱まで下がり、点数が同じでも穴として成立しません
  • 荒れそうなレースだけ買う、はしない — 「予測しやすく荒れるレース」は配当も安く、絞るほど回収率が下がりました。全レースで買い目を出します
  • オッズは使わない — オッズ帯で絞るとモデルが上位に置いた出目を捨てることになり悪化しました

言えることと言えないこと

  • 荒れ度(1 − P(逃げ_1)) — 予測帯ごとの実測とのずれは概ね ±3pt で、そのまま見せてよい値です
  • 荒れるなら何コース頭か — 荒れたレースでの的中 45% 対ベースライン 30%。出します
  • 「このレースはまくりで決まる」 — 1 着コースを与えた条件でも過去実績の最頻値を超えません(−1.1pt)。 出しません。決まり手は出目 1 点ごとの注釈(出目の並びが語る型)としてだけ使います
  • 回収率 100% 超え — 目標にしません。市場オッズの確率の質にはまだ届いておらず、 控除率 25% を破るには log(1/0.75) ≒ 0.29 nat の優位が要ります

成績の見方

この予想者の主判定は回収率ではなく 3連単 log-loss(確率の質)で、 BoatraceCSV 側が月次で集計します。穴予想どうしを回収率で比べると差の検出に 8 ヶ月かかるためです。 レース詳細や予想者比較に出る回収率は「破滅的な劣化を検知するガードレール」、 平均配当・万舟/1万円は「穴予想として成立しているか」の体験指標として見てください。 設計時のホールドアウトでは回収率 87%(本命予想 86% と有意差なし)、的中率 13%、平均配当 3,400 円台でした。

経緯

2026-08-12 に「1 コース以外で強さpt 最大の艇を頭に、スジ表で 2-3 着を決める」スジ予想(A案)を、 翌 08-13 にこの決まり手モデル(B案)を投入し、2 スロットで並行運用しました。 買い目の重なりが 5 点中 2.7 点あり回収率では区別できなかったため、 確率モデルを持ち log-loss で判定できる B案を残して 08-22 に A案を統合しています。

データと計算式の一次情報は BoatraceCSV(docs/design/ana_prediction.md)を参照してください。

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